知らないとアウト!老後に待ち受ける大問題
いきなりの質問ですが、
老後いくら必要で今いくら貯金しておかないといけないかちゃんと把握してますか??
答えられない方も多いと思います。
しかし、ここの認識をしっかり持っていないとかなり危険です。
何が危険なのか具体的に説明していきます。
まずは老齢夫婦(年金暮らしの夫婦)の現在の平均的な収支が、以下の通りです。
収入 22万8080円 (公的年金など)
支出 26万円49848円
22万8080円−26万49848円=−4万1191円 約4万の赤字!!
年金で貰えるお金で生活しようとすると、毎月4万1191円の赤字が出ます。
これはつまり、年金だけでは生活ができないということです。
しかも現段階での話です。
これだけではありません。
問題になっている少子高齢化を、具体的な数字で見てみます。
65歳以上が全人口に対して、22.8%しかいなかった2009年に比べ、
今から40年後の2055年では、40.5%まで上昇すると国勢調査が発表しました。
これはどういう事かというと、
2009年時には、約2.6人の若者が一人の老人の生活を支えていましたが、
2055年、つまり今の20代から50代前半が年金を貰っている頃には、
老人1人に対して1.2人の若者が支える計算になってしまうのです。
現在の半分以下の数字です。
現段階でも年金だけでは生活ができていないのに、
当然こんな事になれば、これから老後を迎える私達の生活はさらに厳しくなります。
実際に、年金支給額の引き下げや支給開始時期の引き上げが既に検討されています。
どうでしょう?
問題を知れば知るほど、いかに私達の将来が危険なのか分かってきませんか?
残念ながらまだまだあります。
加えて毎月納める年金や保険料などは、これからどんどん上昇していきます。
消費税も8%になって悲鳴を上げているのに、2015年には10%に達する予定です。
消費税増税に伴って、様々な価格が引き上げられたのも記憶に新しいと思います。
老後のお金の準備できてないのに、支出はどんどん増える事が確定しているのです。
これらの事実からも分かる様に、国は私達を守ってくれません。
むしろ何もしなければ、国から搾り取られるだけ、搾り取られていきます。
この深刻な問題を解決してくれる救世主がいた!
国に頼らず、自分でこの現状をどうにかしていくしかありません。
「危険なのは分かってるけど、これからどうすれば良いか分からない・・・」
そう思った方もいるかと思います。私もそうでした。
お金を搾り取られずに老後の為の資産を積み上げていきたい・・
そう考える私達にとって、ピッタリの制度こそ今回紹介する制度です。
資産を運用する上で、まさに救世主の様な存在。
それが確定拠出年金制度なのです。
名前だけ見ると、何だかややこしくて難しそうだなと思うかもしれませんが、
制度の内容を知れば知るほど、普通じゃありえない夢のような制度である事が分かります。
この制度を知るキッカケができただけでも、かなりラッキーだと思って良いです。
それでは気になる具体的な制度の内容を見ていきましょう。