こんなにお得!確定拠出年金の奇跡の制度内容
まずは確定拠出年制度についてですが、
確定拠出年金制度
2001年に日本で導入された年金制度。
加入者は毎月、保険商品や投資信託などに掛金を支払い運用していく。
毎月の掛金額や運用する保険商品・投資信託などは、自ら選択して設定していくことができる。
様々な年金問題が起きる中、自分の将来は自分で守ろうとする、
今までにない新しい形の年金制度といえる。
一般的に紹介される制度内容はこんな感じです。
これではあまり確定拠出年金制度のうまみが伝わってきませんよね。
そこで、もっと言うと
年間利回りが15%にもなる、やれば必ず得する魔法のような制度。
みんなやってしまうと国や金融機関が得をしないから、あんまり教えたがらない制度。
制度が使える人の内、たった0.4%の人しか活用していない知る人ぞ知る制度。
となるわけです。
「う〜んあんまり聞いた事ないし、怪しいんじゃないか?」
そう思う人もいるかもしれませんが、国が定めたちゃんとした法律です。
国の法律で決まっている事なのでもちろん合法です。
ただお得な制度すぎてあまり宣伝されないので、知らない人が多いのも頷けます。
ただ活用できる人は活用しないと、あまりに勿体無いお得な制度なのです。
確定拠出年金の対象者
次に確定拠出年金の対象者になれるかどうかを見ていきましょう。
上の画像で「個人型」に該当する人が今回紹介している確定拠出年金制度を使えます。
フリーランスはもちろん無職の人でも国民年金を納めていれば加入できます。
企業年金制度や企業型確定拠出年金をやっているかどうか分からないという人は、
会社の人事・総務部や労働組合などで問い合わせれば確認できるかと思います。
会社勤めの方でも2人に1人は該当する様なので確認してみましょう。
引用 教えて!資産運用ABC
確定拠出年金制度のメリットとデメリット
続いて確定拠出年金の良い点、悪い点を見ていきます。
まずはメリットから
15%の利回りが出る仕組みはここにあります。
老後の資産運用の為に使う掛金なのに、なんと全額を所得から引けちゃうのです。
課税対象の所得から引けるということは、所得税や住民税などの支払う税金が
減らせるということです。これだけでかなりの節税対策になります。
普通の金融商品では、運用中に発生した利益にも当然のように税金が掛かります。
しかし、確定拠出年金の運用で出た利益は全て非課税!
つまり、出た利益は全額運用に回せるので、効率良く資産を増やしていくことができます。
もしも加入後に病気やケガで障害が発生したときは、障害給付金という形で支給されたり、
加入者が死亡した時は、死亡一時金として遺族に支払われるので、万が一の保険にもなります。
掛金は5000円から設定できるので資産運用にあまりお金を掛けれないという方でも、
コツコツ運用していくことができます。一年に一度、掛金の変更ができるので、
収入に余裕のある時は多く掛金を払い、余裕の無い時は掛金を下げるなど
その時の状況に合わせた資産運用ができるのも魅力的です。
普通の投資信託では様々な手数料がかかります。
長期投資で成果を出す投資信託にとって、この手数料の差が命取りになります。
しかし確定拠出年金向けの投資信託は、その手数料が無料だったり、他と比べて
かなり割安だったりします。
こうやって確定拠出年金のメリットを見てみると、
税金や手数料で国民から利益を搾り取ろうとする国や金融機関が、
あまり教えたがらないのも分かる気がします。
ここまで国民に対してメリットばかりの制度はなかなかありません。
この制度を国民みんながやりだしたら、国も金融機関もたまったもんじゃないですからね。
では続いてデメリットも見ていきましょう。
一応デメリットにしておきましたが、引き出せない方が長期投資をする上では、
効果的に資産を伸ばしていけるのでむしろ良い様な気もします。
引き出し可能だと、ついつい老後の資産なのに手をつけてしまう人もいるはずです。
「老後の為の資産運用」として考えるのであれば、この縛りがメリットになるのです。
運用する金融商品によっては、元本を割る場合があるので注意が必要です。
とは言うものの、元本保証の商品ももちろんあるので、どうしても元本割れが
怖い方は元本保証型の商品のみで構成すれば特に問題ありません。
確定拠出年金制度は、自分で決めた一つの金融機関からしか、
資産を運用していく事ができません。その為金融機関選びはかなり重要です。
もちろん、どこの金融先が良いのか具体的な説明もこの後していきます。
もしかしたら一番のデメリットはここかもしれませんね。
凄くお得な制度ですが上でも述べているように、この制度を使える人には
制限があるので注意が必要です。
デメリットを挙げてみましたが、1.2はどちらもデメリットというほどじゃないですね。
3のデメリットもこの後解消していきます。
また、これらのデメリットを考えても、余りある恩恵を与えてくれるのが、
確定拠出年金制度なのです。
確定拠出年金の加入の流れ
- 確定拠出年金に加入できるか確認(上の「確定拠出年金の対象者」の項目を参考)
- 金融機関を一つ選んで口座を開設
- 毎月の掛金額や運用商品の選定
具体的な加入の仕方は、
口座を開設する金融機関から資料を請求すれば、
詳細が分かるのでここでは割愛させていただきます。
(この後、実際にオススメ金融先を紹介していきます)
デメリットでも書きましたが、確定拠出年金の口座は一つしか持てないので、
金融機関を一つだけに絞らないといけません。
しかも数ある商品の中から、自分で良いと思うものを決めて運用していかないといけません。
長期間の運用になる確定拠出年金では、最初のこれらの選択を上手くできるかどうかで
その後のリターンは大きく変わってきます。
どこの金融機関を選べばいいのか?
どんな商品を選べばいいのか?
この二つの疑問の答えは、これから具体的に紹介していきますのでご安心ください。
それでは見ていきましょう。